歩む会について
今の医療では、完治が望めないリンパ管腫があります。
命は救われても、
その後の人生で「心」が取り残されてしまう当事者がいます。
私たちは、そんな当事者や家族とともに歩む団体です。
小児期には「小児慢性特定疾病」として医療費の助成があります。
しかし、成人になると支援は大きく変わります。
難病指定は「頭頚部・巨大」に限られ、
多くの当事者は制度の対象外となります。
社会的保障も支援もないまま、
「制度と制度のはざま」に置き去りにされる現実があります。
生きづらさは、
当事者や家族だけが背負うものでしょうか。
それは、個人の努力で乗り越えるしかないのでしょうか。
私たちは、そうは考えていません。
生きづらさは、個人の問題ではなく
社会全体で向き合うべき課題だと考えています。
当事者や家族のメンタルヘルスケアを大切にしながら、
外見によって人を評価する「ルッキズム」が広がる社会に対して、
静かに、しかし確かに声をあげていきます。
何のために生きるのか。
答えのない問いに向き合いながら、
一人ひとりが自分自身の人生を見つめ直すこと。
そして、
少しでも「生きやすい」と感じられる社会を
ともに築いていくこと。
それが、私たち「歩む会」の活動です。
<歩む会の歴史>
1992年
メキシコ人の1歳の男の子、カルロスちゃんがリンパ管腫の治療のため来日しました。
治療を担当した京都府立医科大学附属病院の小児外科医荻田修平医師は「OK-432(ピシバニール)」治療の開発者で、この出来事をきっかけに、荻田医師は海外でOK-432硬化療法を受けることができない患者を支援するために「カルロスちゃん基金」を設立しました。
2003年
荻田修平医師の逝去後、その遺志を受け継いだ有志により
「特定非営利活動法人荻田修平基金」が設立されました。
基金では、特効薬OK-432を入手できない国々(日本と韓国以外)への
薬剤無償提供事業という人道的支援が続けられました。
2018年
協働企業の事情により、薬剤無償提供事業はやむなく終了しました
(詳しい経緯は「医薬経済:CSR『万能主義』の是非」に掲載」)。
しかし、その活動の中で見えてきたのは、
国内にもまた、支援を必要としながら
十分に手が届いていない当事者や家族の存在でした。
この気づきをきっかけに、
団体名を「NPO法人リンパ管腫と共に歩む会」へと改め、
日本国内の当事者と家族に寄り添う支援活動へと
新たな一歩を踏み出しました。
会員登録について
会員向けの活動
【リンパ管腫当事者・保護者対象イベント・交流会開催】
当会主催のイベントや交流会(オンライン・オフライン)にご招待。
【情報提供】
会員向けメールマガジンや会員専用記事で治療に関する情報や講座、当会主催のイベントなどをご案内します。
【診察同行(主治医の承諾を得た場合のみ】

当会では、主治医および医療機関の承諾をえた上で、希望に応じて診察に同席し、説明を整理して理解をサポートします。
守秘義務を徹底し、主治医の判断に沿って対応いたします。
【個別相談】
症状に関する疑問、治療の不安、育児の悩みなどの個別相談に対応します。
【NPO法人リンパ管腫と共に歩む会 役員】
理事長 荻田 德子
副理事長 常盤 和明
理事 中井 良則
理事 中島 勅人
監事 仰木 裕嗣






